【特別展】日本画聖地巡礼-東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門-
秋の風が心地よい休日。東京広尾、山種美術館へ出かけた。
【特別展】日本画聖地巡礼-東山魁夷の京都、奥村土牛の鳴門-を観る。
画家が訪れ描いた場所を「聖地」として、北は北海道から南は沖縄まで、美術館に居ながらにして日本画作品の「聖地巡礼」の旅を楽しめる。
最北は岩橋英園≪カムイヌプリ≫で摩周岳(摩周湖の外輪山の最高峰)を描いた作品、最南は川﨑鈴彦≪沖縄の家≫だった。
作品ゆかりの地の写真が添えられていた。
日本の四季の美しさ、自然の雄大さ、お城の凛々しさなど、画家が観察して感じ表現した絵画作品はおどろきと喜びを与えてくれた。
大胆かつ繊細な日本画の表現がすばらしい。写真通りに描かなくていいのですね。
コロナ禍で思うように旅に出かけられない期間が続いたが、山種美術館で聖地巡礼を楽しんだあとは私も本当の旅に出かけたくなった。
おまけ。
帰りに立ち寄ったミュージアムショップでは、大好きな川合玉堂作品のグリーティングカードセットが買えた。